2006年10月29日

何と言われようと削除を!!

 コメント・トラックバック削除によって出てくる弊害というのも確かにあります。
 それは次のようなものです。


削除による弊害

・荒らし連中によるデマの捏造



 どういう事かというと、

「以前あそこに書き込んだんですけど、削除されました。
 そんなおかしな事書いたわけではないんですけど」


というような台詞です。
 白々しいことこの上ありません。
 これの質の悪いところは、今更確認がとれないことです。
 この台詞が本当かどうかなど確かめようがありません。
 これにはどう対処したらよいのか?






 まず、幾つかはっきりさせておきましょう。



 こういった嘘八百は何を目的としているのか、という事です。
 こういった台詞によって思うのは、「削除したから確認できない」ということ。
 裏を返せば、「削除しないでそのまま残しておけば確認できる」ということ。
 ようするに「削除するな」と暗に言ってるのです。


 では、削除しないでそのまま残していたらどうなるのでしょうか?
 至って簡単で、荒らしが横行し、そのうち炎上となるでしょう。
 暴言のみがコメント欄を埋め尽くします。



 多くの方が悩むのはここだと思います。
 これはどちらがいいとは言えないかもしれません。


 荒らしを放置することで、確かに連中の屁理屈は世の多くの皆様に知れ渡るでしょう。
 しかし、それによりあなたが大事に育ててきたサイトやブログを失う事にもなりかねません。


 逆に悪口雑言をあらゆる所で吹聴される事にもなるでしょう。
 それはそれで損失ではあります。


 しかし、どちらがマシなのか?
 その損得を計算してみましょう。



 その前に一つだけ断っておきます。
 今後このブログでは、荒らしの事を暴言や誹謗中傷・罵詈雑言と呼びます。荒らしという言葉では事の実態が伝わらないからです。
 荒らしという言葉を使う際にも、なるべく「荒らし(暴言を書き連ねる行為)」というように注釈を付けていきたいと思います。



 そして、この暴言ですが。
 これをサイトに残して置くことの是非を考えてみましょう。



 まず、暴言を残しておけば、あなたのサイトなりコメント欄は非常に不快な印章を与えます。新たに何か書き込もうとした人々も、「こんな所に書き込んだら俺まで何を言われるやら」と思って後込みするでしょう。
 逆に他の所で悪口雑言を書き込んでる場合はどうか?
 さすがにそこまでは手が回せないですが、あなたのサイトやブログは守れます。
 そして、そこに書き込む事は容易です。
 なぜならば、管理者であるあなたが他の方への暴言をしっかりと遮断するからです。
 言うなれば、あなたが警察の役目を果たしていrうのです。



 コメント・トラックバックの削除というのは、犯罪者を捕まえて刑務所に放り込む警察や裁判所の行為に似ています。
 これを怠ればあなたの所に来ている方々を結果的に閉め出す事になります。
 あなたのサイトが暴言を吐いていくヤクザの溜まり場になるのです。
 それでいいのですか?



 では悪口雑言にはどう対処するべきなのか?
 これは簡単です。


・暴言を吐いてる連中は誰からも信用されない
・そもそもそれをいつまでもやっていられるほど根気強くない



 悪口雑言を吐く連中の目的はただ一つです。


・暴言を吐く連中が一番書き込みたいのは、暴言を吐くべき対象のサイト


 それ以外の場所で悪口雑言を吐いてるのは、そうすることでサイトを管理してる人間に圧力をかけるためです。
 すなわち、「削除しなければどっちが正しいのか確認できたのに」という圧力。
 それによって当初の目的である「あなたのサイトに暴言を書き続ける」という行為の続行。
 それによって行える「サイト管理者への暴力」
 荒らしという名の暴力が求めているのは最後のやつです。


荒らしの目的:

・暴言によるサイト管理者への暴力



 この目的達成のために、様々なサイトに言って暴言を書き続けるわけです。


 ここでサイト管理者であるあなたは選択しなければなりません。
 暴言を許すか。
 徹底的に排除するか。


 まず、暴言を許した場合にどうなるかについて。
 これは簡単です。
 あなたのサイトにはその後も延々と暴言が書き続けられるでしょう。
 それだけです。
 あなたがそれに耐えられるならば、それも選択肢の一つです。
 もっとも、お奨めはしませんが。


 断固として削除を辞めなかった場合はどうなるでしょうか?
 あなたは相変わらず暴力を振るう連中に悪く言われるでしょう。
 しかし、あなたを理解する方々からの応援を受け取る事はできるはずです。
 それが無いにしても、あなたはあなたの空間の静謐を保つ事が出来ます。
 コメント欄は静かになるでしょうが、暴言は絶対になくなります。
 それによるプラスの方が大きいと思います。



 ここから先は俺個人の考えなのであまり公共性はないかもしません。
 でも、様々なところで暴言の羅列を見てきて、そして自分の所にもささやかながらそういう連中がやってきて色々と考えた結果というものを述べていきます。
 参考になればさいわいです。



 まず、なぜにコメントを求めなければならないのか?
 なんで他人の評価を貰わなければならないのか?
 貰えば嬉しいのは確かですが、そんな他人の声に一喜一憂するためにネットで意見を述べているのですか?
 あなたはあなたが考えた事を発信するためにサイトを作ったり、ブログを借りてるのではないでしょうか?
 その時点であなたは他人の言うことに対して一つの態度を決めてるはずです。
 すなわち、

・他人がどう言おうと、俺は俺の意見を述べていく

 と言う風に。
 意識しているかどうかは分かりませんが、世の流れに対して、あるいは人の意見を見聞きしてきて、「でも、俺はこう思う」「それについての俺の考えはこうだ」というのを発信してるのではないですか?
 なんで他人の意見を聞かねばならないのですか。
 他人の意見を採り入れるためにサイトをやってるならそれでも構わないでしょう。
 でも、あなたがあなたの意見を述べるためにサイトやブログをやってるならば、そんなものに惑わされる必要はないでしょう。
 極端に言えば次の二つだけがあなたに必要なもののはずです。


1、あなたの考え
2、他人の考えで、自分にプラスになると思ったもの



 2番については次のような捕捉が付きます。


・あなたが役に立つと思った意見を取捨選択する必要がある。
・あなたは他人の意見をふるいにかけなければならない。



 役に立たないと思ったら削除しなければならないのです。
 つまり、


・万人受けは絶対にしない


 その覚悟が必要でしょう。
 断っておきますが、


・万人受けしないからと言って、暴言を引き受ける必要はない


 当たり前ですが、反りが合わないからと言って悪口や暴言が許されるわけがありません。
 人間は体だけでなく心も傷つくのです。
 そして、そのどちらにせよ、傷つけるという行為が許される事はありません。
 あなたはドラえもんに出てくるジャイアンのような乱暴者と仲良くなりたいと思いますか?
 あるいはヤクザと仲良くなりたいと思いますか?
 俺は絶対にいやです。


 直接「バカ」「アホ」「死ね」と言われなくても、「あいつはこんな悪いことをしてるんだぜ」というような嘘八百による名誉の損壊だって、十分な暴力です。
 それによってあなたの言ってることの信憑性を落としているのですから。
 あるいはそう言ってる輩にとっては、嘘でもなんでもないのかもしれません。
 しかし、それがその他の多くの人にとっても正しいとは絶対に言えません。
 むしろ、暴言を吐いてる輩の方が間違ってる可能性の方が大きいでしょう。
 ネットにおける荒らし(暴言を書き込むことが日常となってる連中)の言うことなど、その最右翼です。



 連中には連中なりの正義があるのでしょうが、それはお互い様。
 どれを選択するのが最善なのか分からないのが世の常です。
 自分が正しいと思ってるのは構いませんが、それを押しつけたら狂信者や思想にかぶれた何らかの主義者と同じになってしまいます。
 そういった連中を相手にしても時間の無駄ですので、さっさと削除していきましょう。
posted by 気ままにつれづれ・・・・・? at 21:27| Comment(2) | TrackBack(0) | 荒らし・炎上・コメントスクラム対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
トラバいただき、ありがとうございました。これからも、よろしくお願い致します。
Posted by いわれひこ at 2006年10月30日 10:44
こんばんは。いわれひこさんのTBから来ました。私はあまり気にすることなく嫌なコメントは削除しまくってきましたが、逆にそういうコメントを「削除できない」人が多いのには驚きです。
何かブログでは書かれたコメントを削除してはいけないという不文律があるのでしょうか??
Posted by ふじさん at 2007年12月06日 21:27
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